セミリタイアまで2000日

2028年末にセミリタイアする事にしたリーマンがとりとめのない事を書くブログです

持たないかもしれない

今の仕事の待遇は満足してる。

生活費以外に毎月35万も投信を買い続けられ、その割に無茶苦茶な成果を求められていない。とはいえ、これは殆ど一人親方な状態で配属されて、上司の監視が行き届いてないってのもあるから、ウチの会社が良いというより、たまたま今の部署がそうなってるだけな側面が強い。

待遇以外ではどうかと言うと、直属の役員がちょっとアレな点を除けば人間関係も悪くない。じゃあ何が不満かと言えば、製品の品質がクソで販売予算の立て方が狂ってる点に尽きる。

品質が悪くて他社に負け、それ故に売上が伸びない。さりとて製品価格は高い。さらに品質が悪い故にクレーム対応もおざなりになりがち。定量的に評価可能な製品でコレは致命的だろう。

俺はもう欠陥製品のご機嫌取りと営業に疲れてしまった。もし俺が結婚してたら、家族の為にもう一踏ん張りしたかもしれない。もし投資を知らなければ最初から諦めてもっと早く辞めてたかもしれない。そしてもう少し優秀なら、他製品の部署に異動を願い出たかもしれない(こっちも品質的にちょっとアレだが)。

でも、中途半端に仕事ができて、妙に耐久力があったくせに努力はしないから、今のポジションで生き残ってしまった。部内最古参で誰よりも取引先を抱えた中堅ベテラン営業マンが俺の社内評価だ。因みに前から居た管理職は一人残らず前述の役員に飛ばされて消えてしまった。

後5年はこのまま行けると思ってたが、なんかもうダメかもしれない。何処までやれるのか自分でも分からなくなってきた。

新NISAだけは埋めたかったか、ここから5年頑張ると不可逆な形でメンタルをやられる気がする。つくづく世の中の子持ちリーマンは逃げ場もないのに良く耐えられると感心する。

今月だけ何とか乗り切る。それだけ考えて、壊れる直前まで日々を過ごす…